海龍寺の日々

暁天講座

082702
本日6時30分より、磐田見付の見性寺さまにて、第一回 暁天講座 清水寺 森清範貫主が開かれました。
450名ほど聴講者がおり、大盛会でした。今後、10年をかけて年1回、開催される予定です。
お寺の総代さんを連れて聴講してまいりました。
お話しの中で、お寺を参拝される人の中に、仏を拝む人と、仏に拝む人がいるということを話されました。
仏を拝む人は、「おおきに、ありがとう、おかげさまでと拝める人。」
仏に拝む人は、「あれしてほしい、これをしてほしいと自分の欲望を願う人。」
私たちは常に仏に拝む人ではないでしょうか?これは反省しなければならない言葉です。
欲を離れて、常に感謝できる自分であることが何より仏教の大切な教えです。
私たちは、みえるお命、みえないお命に支えられて私たちがあります。
そこに気づけば、おのずと感謝の心が生れます。
その一言が「ありがとう、おかげさまで」という言葉ではないでしょうか。
とても仏教の真髄を説いた言葉だなぁと感歎させられました。
常に、仏を拝む自分でありたいと願っております。

カテゴリー: 日々の出来事
2016/08/27